本日、スポットバイト市場にリクルートが参入すると発表がありました。
いまリリースするというより、「秋に参入する」と予測型のリリース、早い段階での加盟店獲得が狙いだと思われます。
UIというより色味がめちゃくちゃタイミーライクな感じです。
このスポットバイト領域についてはメルカリもメルカリ ハロで参入しており、競争が激化しています。
【速報】メルカリ、ついにHR領域の新規事業「メルカリ ハロ」の詳細を発表。
噂通り、タイミーライクな「スキマバイト」事業のようです。グッドウィルが2000年代に『モバイト』で切り開いた超・短期バイト領域、またしても競争が激化しています。https://t.co/kGfrrOlBfV pic.twitter.com/bNPEy2thM0
— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) November 13, 2023
メルカリハロも好調なようです。
実は競争が激化しているスポットバイト市場、リクルートがかなり早い段階で参入しており、実はタイミーが2番手だったことが分かっています。
実はタイミーよりも1年以上も早くリクルートが開拓していた「スポットバイト」市場
2016年1月、リクルートは「スポットバイト」アプリとしてJob Quickerをリリースしています。
利用者層の想定もタイミーなどと近しいニーズを満たそうとしていることが分かりますね。
タイミーとリリース日を比べてみたところ、1年以上も早くリクルートがスポットバイト市場に参入していたことがわかりました。
このリクルートが再参入したという事実をツイートしていたユーザーは1名。消えた1番手の存在は忘れられるものなんですね。
リクルートのスポットバイト領域は正しくは「参入」ではなく「再参入」なんですよね。誰も覚えていないJob Quickerという黒歴史…(´・_・`) https://t.co/rpi7c6o6DX
— RK (@kawauchi_co) May 13, 2024
ちなみに、このあえて2番手から参入する戦略、意外とあらゆる業界トップも実はそうだったりします。タイミーもそうだったとは…驚きです。
【市場を独占したのは、1番手ではなく2番手だった話】
スタートアップでよくある誤解が「1番手でないと負けだ」という幻想。これらについて事例を含めて解説していきます。… pic.twitter.com/US30nMzQde— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) February 26, 2024
業界トップを取った後には、2番手だったことを語らない傾向にあり、自叙伝や歴史を辿っていくしか見えてこなかったりします。案外ここも2番手だよという事例があったらぜひ教えて下さい。