リクルート、一度撤退した「スポットバイト」領域にまさかの”再参入”。実はタイミーがリクルートの後発だった。

本日、スポットバイト市場にリクルートが参入すると発表がありました。
いまリリースするというより、「秋に参入する」と予測型のリリース、早い段階での加盟店獲得が狙いだと思われます。

UIというより色味がめちゃくちゃタイミーライクな感じです。

このスポットバイト領域についてはメルカリもメルカリ ハロで参入しており、競争が激化しています。

メルカリハロも好調なようです。
実は競争が激化しているスポットバイト市場、リクルートがかなり早い段階で参入しており、実はタイミーが2番手だったことが分かっています。

実はタイミーよりも1年以上も早くリクルートが開拓していた「スポットバイト」市場

2016年1月、リクルートは「スポットバイト」アプリとしてJob Quickerをリリースしています。

引用:Markezine

利用者層の想定もタイミーなどと近しいニーズを満たそうとしていることが分かりますね。

引用:Markezine

タイミーとリリース日を比べてみたところ、1年以上も早くリクルートがスポットバイト市場に参入していたことがわかりました。

実はタイミーよりも1年以上も早くリクルートが参入していた

このリクルートが再参入したという事実をツイートしていたユーザーは1名。消えた1番手の存在は忘れられるものなんですね。

ちなみに、このあえて2番手から参入する戦略、意外とあらゆる業界トップも実はそうだったりします。タイミーもそうだったとは…驚きです。

業界トップを取った後には、2番手だったことを語らない傾向にあり、自叙伝や歴史を辿っていくしか見えてこなかったりします。案外ここも2番手だよという事例があったらぜひ教えて下さい。

参考:スキマバイトの「タイミー」、既にグロス売上高は350億円を突破か。グッドウィル、T2D3を上回る勢いで成長中。

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