【速報】脱毛サロン「銀座カラー」、破産。マイベスト1位の功罪と軽視され続ける消費者保護の観点。

12月15日、美容脱毛クリニックの「銀座カラー」が破産したとのことです。銀座カラーの公式サイトでPDFが公開されていますが、16日 8:30時点で、アクセスが出来ない状態となっております。

会員数80万人、従業員1390名以上を抱えた状態での破産になります。

こちらに関して、先月11月の時点で匿名質問箱からは「マイベストに掲載していた銀座カラーがアフィリエイトを止めている」と情報提供を頂いておりました。

先日破産したシースリーもですが、こちらの銀座カラーもアフィリエイト常連の広告主です。
マイベストでも銀座カラーが1位と格付けされ、消費者がこのサロンに誘導されている実態が存在していたことが明らかになりました。

過去にマイベストでは総合評価1位だった「銀座カラー」、口コミでは予約が取れないと不評。

マイベストの23年12月時点の記事では銀座カラーは美容脱毛サロンとして「4位」となっています。
これでも相当に順位が高いのですが、1年前まで遡ると総合評価1位として誘導を行っておりました。

倒産リスクのある美容クリニックへの送客をし続けていた「マイベスト」

紹介欄にはアフィリエイトである旨は記載せず、予約を取りやすいとして紹介しています。

ところが、銀座カラーの実際の口コミを見ると「予約が取れない」「期限失効の強制退会を狙っている」など厳しい口コミが多い状況でした。

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マイベスト社においては「口コミを軽視する」ということを公にしており、結局のところサービス提供がされているか、予約が取れるのかなど重要な指標は正確に判断できていません。このような状態にも関わらず、危険性の高いクリニックを1位と格付けし、送客し続けていたことが露呈しています。

シースリー破綻時に告知なくランキングを変更した「マイベスト」、悪質なサロンに誘導するメディアの功罪と軽視される消費者保護という観点

今年10月に破産した脱毛サロン「シースリー」の破産時にも、マイベストでは2位とゴリ推ししていた事実をサイレントで隠蔽工作を行っておりました。

送客していた事実を隠し、しれっと掲載し続けるマイベスト。このような無責任なランキングに存在価値はあるのでしょうか。

消費者は「マイベスト」という第三者期間が調査をしたという事実に対して、信頼した上でクリニック選びをしています。そして、多くの方はアフィリエイト報酬をもらっているとは知らず、そこに金銭の授与が発生しているとは知らないはずです。

マイベストの美容クリニック記事によって消費者が不利益を被るケースが連続して発生している

マイベストは評価メディアと公言するのであれば「口コミ」「ユーザーの声」を軽視し続けるのではなく、消費者保護という観点を持った上でメディア運営をするべきです。

そして、ランキングを付けたのであれば隠蔽するのでなく、しっかりと開示すべきでしょう。マイベストはいま、「◯◯ おすすめ」という検索ワードで86%を独占的に支配しています。

シースリーでは4万人以上、銀座カラーでも数万人規模の債権者が発生するでしょう。お金を支払ったがサービス提供されないユーザーが、現実として生まれてしまってたのです。

巨大化したアフィリエイトメディア「マイベスト」の責任、そしてマイベストの編集者たちの倫理観が、いま問われています。

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