なぜ、篠田麻里子の夫は「修羅場音声」を拡散させたのか?男性の親権率10%の衝撃。父親不利の前例主義と母性優先の原則

いま、スタートアップ関係で「篠田麻里子氏とスタートアップ経営者の不倫疑惑」が話題となっています。

篠田麻里子氏は不倫について全否定している中で、とある録音データが流出することとなり、その録音データに対して、否定的な意見が相次いでいます。

※らんぶるさんのツイートなど、他にも同様の指摘が多く見られます。

一方で、録音を開示した背景の1つとして、日本における「判例主義」と「男性側が親権を勝ち取る難しさ」があるので、データを一つだけご紹介させて頂きます。

 

e-statから見る「離婚時における男性側親権」の割合はたった10%程度

実はe-statという政府の統計サイトで日本の離婚数推移と親権が父親/母親どちらになったかというデータが開示されています。

引用:e-stat

こちらをグラフ化したのが下記になります。右軸は父親側が親権をもった比率になります。

 

1960年代から徐々に父親の親権比率が下がり、現在は13%を推移しているというのが日本の現状です。
ケースごとに個別の事由があるとしても、数字だけで見ると「父親側は親権を獲得しづらい」と言えるのではないでしょうか。

「母性優先の原則」、「前例主義」となっているのが国内裁判の現状。

何故このように父親側の親権率が10%前半を推移するような現状が起きているかというと「前例主義」と「母性優先の原則」の2つのキーワードが登場します。前例主義は説明せずともわかりますが、国内の裁判では、過去の判例と同じ判決を下す傾向にあります。

 

その次のキーワードが「母性優先の原則」です。日本における離婚時の親権争いでは「母性優先の原則」と呼ばれる「未就学児は母親が不可欠」という考えが根強く残っていた影響が及んでいます。

これらの前例主義と、母性優先の原則によって男性側が親権を取りづらい状況が未だに存在しているのです。他にも「子どもの環境を変えない」という考えも尊重されますので、子供といる時間が長い妻側が親権を持つケースも多いと言われています。

今回のケースで見ると、夫側がやっぱり不利か。

そして今回のケースですが、篠田麻里子氏側が「夫側が育児をしていない」という証言を集めて裁判に挑むというような報道もあり、過去の前例から考えると旦那さん側は不利のように見受けられます。

さらに裁判で篠田麻里子氏側が「不倫をしていない」と証言をした場合に、実質的な親権が篠田氏となる可能性もあるため、今回のようなやりすぎとも思える公開糾弾に踏み切り、裁判自体を裁判所内で完結させるのではなく、世論に訴えかける動きをとられたのだと思われます。

ある意味で夜な夜な男性のもとに出歩くような”親”から子どもを守るための行動とも言えるのではないでしょうか。

いやはや、男女関係の問題も多いスタートアップ界隈ですが、もうみんないい加減にしろと言いたいですね。スタートアップ経営者は下記のような「夜のお店が好きな経営者」にも気をつけましょう。欲望からの自己保身も大切な仕事の一つです。

 

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