ベースフード、上場後たった30日程度で時価総額が半額の407億円→192億円に。未上場バブル銘柄の行く末を予測してみた。

11月15日に華麗なる上場を成し遂げたベースフードですが、株価には既に陰りが見えております。
連日最安値を更新しており、下記のような株価推移をたどる状況で昨日(12月30日)の大納会を終えました。

非常に厳しい状況となっており、上場後30営業日ほどで公開価格時価総額の407億円に対して、現在値は192億円となっております(-52%の下落、既に半額以下となっている)。
上場後に購入した投資家は殆どが損する状況となっており、シニフィアン朝倉氏が名付けた「未上場バブル」を想起させる銘柄となっております。

※奇しくもベースフードの大株主には朝倉氏が共同代表を務めるシニフィアンの名前も並ぶ。

この未上場バブルとも言える公開価格で上場を遂げたベースフードですが、どの程度まで株価が下がる可能性があるかを予想してみました。類似企業と比較、成長率を考慮しても高すぎると言わざるえない株価。

まさに未上場バブルと呼ばれる現象が、日本のスタートアップで起きています。

ベースフードの適正株価はどの程度か?西守 穣さんのツイートをヒントに調べてみた。

下記の西守さんのツイートが比較対象としてかなりわかりやすかったので、こちらの銘柄を参考に「今後の株価」を予測していきます。

ちなみに上記ツイートが10月13日時点の公開価格をもとに作成されており、最新版はこちらです。

ユーグレナ 1114億円
I-ne 530億円
北の達人コーポレーション 390億円
ファーマフーズ 381億円
新日本製薬 291億円
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ベースフード 192億円 ★
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プレミアアンチエイジング 133億円
ジェイフロンティア 123億円
Waqoo 33億円

※大納会時点の時価総額より筆者作成

他のD2C銘柄が時価総額を上げる中で、ベースフードのみ下げていることがわかりますでしょうか。
その一方で時価総額のみだと何も言えないとも思いますので、類似企業との業績比較から株価を予想していきます。

ベースフードをD2C系上場企業8社と指標で比較。どう考えても割高な結果に。

ということで色々な数値で比較してみました。とりあえずPSRベースで見た場合のコメントを画像内に記載しています。(画像が小さいのでタップで拡大)

PSRベースで見ると、時価総額80億円~130億円くらいまでは下がるのでは、と予測します。

やはり、黒字のD2Cもある中で、相対的にみてベースフードに投資する理由が現状だと見いだせない印象を持ってしまいますね…。
もちろん数字のみの話で、独自のレシピ、工場を複数に分けて機密漏洩しないような体制などは目を見張るものはあるなと感じていますが、それを考慮しても現状の価格は高すぎる印象です。

はたして、未上場バブルのその先は「IPO」が正解なのか?

先日上場を果たしたnoteもですが、未上場時点で多額の評価額をつけてしまうと、IPOした際に「新規投資家、全員が損する」という最悪なケースも起こりえます。
株式市場はあくまで相対評価であり、未上場時点のような情報の非対称性を利用した高い価値の値付けは難しいのです。

奇しくも「未上場バブル」の名付け親である朝倉氏が共同代表を務めるシニフィアンが大株主のベースフード。今後の動向が注目されます。

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