家具レンタル系スタートアップ界隈に動きです。「airRoom」がサービス終了とのこと。
【サ終】家具レンタルの「airroom」、ついにサービス終了。
同社では22年末あたりからクレジットカードの異様な決済などが複数報告されていた。関連記事はツリーに。
同サービス終了によって家具レンタルスタートアップはバチェラー久保 裕丈氏が率いる「CLAS」一強となるhttps://t.co/qzjZpd8qBY pic.twitter.com/bLVvA530WV
— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) March 13, 2024
airRoomについてはクレジットカードの不正決済疑義などの不祥事を以前当メディアでも取り上げて降りました。
その後、airRoomは賃金未払いについてユニオンから団体交渉をされていることが明らかとなっています。
東京管理職ユニオンは家具家電のサブスク「airRoom」@air_room_app 社長の大薮雅徳氏@masanori_oyabuに団体交渉の通知をしました。
この会社は従業員らに数か月にわたる賃金不払いを生じさせており、極めて悪質企業です。徹底追及したいと思います。https://t.co/bZGMSuvKxQ
詳細を公開します pic.twitter.com/dyE1dziFeb
— 東京管理職ユニオン (@TokyoMUnion) August 17, 2023
いまだにairRoomのサービスが続いていたことにも驚きですが、ついにサービス終了とのこと。
気になるのは家具レンタルスタートアップ競合のバチェラー久保裕丈氏率いる「CLAS」ですね
airRoomと同様の家具レンタル事業を行っており、家具レンタルスタートアップでは家具領域においてはトップの規模とみられます。
久保裕丈氏率いる「CLAS」、単期9億円の赤字で一時的に債務超過状態に
久保裕丈氏のCLASですが、一時的に債務超過に陥っていたことがわかりました。
その後、24年1月に19.4億円の資金調達が無事に成功し、現在は健全な財務となっていると思われます。
そして、airRoomの終了に伴い、久保裕丈氏がFacebookで現在の業績を一部をコメントされておりました。なんと、通期での黒字化もすでに視野に入っているようです…。
CLAS、単年黒字化も近いか。久保裕丈氏が衝撃的な業績に関する投稿を発表
airRoom終了ニュースの翌日、久保裕丈氏がFacebookに下記のような投稿をされておりました。なんと単年黒字化が目標、粗利率70%水準とのこと。素晴らしすぎますね…。
家具レンタルスタートアップ、物流面でなかなか黒字化が難しいと見られていましたが、死の谷を超えて利益が出せるフェーズになっているようです。
レンタル系で見るとエアークローゼットなども直近で黒字化を達成しており、CLASにおいても初期に掘って後から回収していくレンタルビジネスの定石通りに進んでいるようですね。素晴らしい…。
【祝】エアークローゼット(9557)、ついに黒字化。22年7月の上場以降、初黒字となります。
同社の決算資料はかなり細かいKPIまで公開しており、D2C企業必見です。
・2枚目:無料会員と有料の推移
・3枚目:ロイヤルユーザーの継続率
・4枚目:1配送あたりコストと会員あたり利益URLはツリーに。 pic.twitter.com/n75kW9LfRQ
— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) November 14, 2023