ジーニアス、三上俊輔氏の主張は正しいのか?労働局に法解釈および運用ルールを事実確認しました。[終]

先日記事でご紹介させて頂いたエグゼクティブ向けエージェント会社「ジーニアス」代表の三上氏とのやり取りに関する続報です。

前回の内容としては、ジーニアス代表の三上俊輔氏が人材紹介業の義務である「事業報告書の提出」に漏れが多いと主張されていましたが、こちらが認識の誤り(そもそも提出が漏れると指導書が発行される)だったことが明らかになったというものでした。
そして、前回配信した記事について三上氏より追加で下記のようなツイートを頂きました。

こちらの内容ですがよく読むと、「提出しないと指導が入る」など当初発言されていた労働局はチェックしていないという内容と180度違う主張をされておりました。
いやいや..元々の主張は一体なんだったのか…これだったらSUANもツッコミを入れていません…。
ということで、当初の見解との比較ツイートをさせて頂きました。

最初のツイートが誤った認識なのであれば、修正しなければ誤った内容で拡散してしまいます。
そして、上記リプライに対し、新たに反応頂くこととなります。

何故か労働局側で処理する内容を「実務」として語られております。
そして、これもまた一部は「チェックされていない」などとの内容となっており、「正」として流布すると人材紹介業を営む方への誤解に繋がると感じまして、下記のようにやり取りをさせて頂いておりました。

すると質問に対して質問で返されてしまい、困惑するSUAN。提出経験は指摘と全く関係ないはず..。
あと散々やり取りもしてましたので、もちろん様式8のフォーマット確認、労働局への確認もした上で記事作成しております。

しっかり回答したのですが、ここからは三上氏より、何度か催促しましたが質問に回答を頂けなかったため、。労働局の最終営業日に駆け込みで事実確認をしてまいりました

結果としては下記のような回答となりましたので公開させて頂きます。三上氏のツイートされた「認識」のほぼすべてが誤りでした。

このように労働局へ事実確認したところ「全面的に三上氏が誤った認識をツイートしている」という結果
また事業者側がこのような発言をしていた旨もお伝えしたところ、そもそものどのような処理をしているかは知り得ないはずで、チェックしていないというようなことは伝えるはずがないとのことでした。

一体三上氏の「実務」はどこからの情報なのか…

いやはや、これまでやり取りはなんだったのでしょうか。
人材紹介業を営む事業者の皆様、くれぐれも「内容チェックされていないから大丈夫」というような認識になられないようご留意お願い致します。

そして、このさわい氏などのツイート内容も100%誤った見解になりますので、皆さんTwitterでの情報取り扱いにはくれぐれも、お気をつけください。
(どうしてこうも不適切な情報を堂々と、嬉々とツイートされてしまうのでしょう…)

以上で人材紹介業の報告書に関する記事は終了とさせて頂きます。
基本原則として提出義務があるものですので、皆様ご留意ください。

編集後記:経験の長い方でも「誤った情報」を発信することは、、あります。

今回の件、SUANとしても大変勉強になりました。三上俊輔氏、度々ご丁寧なリプライ頂きありがとうございました。一般的には業界経験が長い方の言うことは「正」だと考えがちですが、今回の件で改めてフラットに判断する必要があると感じました。

今回取り上げさせて頂いた、三上俊輔さんが代表を務めるジーニアス社ですが、メンバーの平均年収1000万超えと、かなり実績のある人材紹介企業さんです。皆さんもチェックしてみてください。

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