昨日ご紹介したタイミー社員さんの記事ですが、いくつか続報がありますので記事化させて頂きます。
まず、はじめにSUANがスパム報告されていた件です。
奥村さん、そりゃないでしょう。。なんでSuanが「スパム扱い」なんですか?虚偽報告の同調を集めてツイート消そうとするのは流石に辞めて頂きたいです。
あとマーケットを変えようと頑張っている方を非難しているのではなく、無断転載や著作権侵害を非難しているのです…。https://t.co/IE43uem3yQ pic.twitter.com/L7ykAXXonC
— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) November 6, 2022
そして、NewsPicksが著作権侵害の恐れがあるとして、当該社員へのインタビュー記事を削除されました。
削除理由が「著作権侵害の恐れがある」と矮小化していますが、一番の問題は当該社員が常習的に著作権侵害し続けていて、その行為に対して「若者のロールモデル」という表彰を与えてしまった事なのです。
そして今回、また新たな著作権侵害1件と、似すぎた記事を見つけましたのでご紹介させて頂きます。
500円で販売した有料noteでも画像の転載多数。noteで著作権侵害コンテンツを販売してもいいのか?
こちら当該社員が2022年に発売されたnote記事の冒頭になります。
カーブスをテーマに書かれた記事なのですが、冒頭に多数のテレ東番組のスクショを貼られていました。
無料ツイートで無断転載も駄目なんですが、有料noteに無断転載はもっと駄目なんです。
そもそもこれは、noteはプラットフォームとしてOKなんでしょうか?
このような無断転載noteも有料化できるとすると、中々危ういPFだなと感じました。
マネーフォワード運営「MONEY PLUS」に寄稿した記事構成がダイヤモンドの記事と同一構成。
次の件は著作権的にはグレーそうではあるのですが、「企業分析インフルエンサー」を名乗るのであれば、このような記事作成は辞められたほうが勘違いされないかなと感じたケースのご紹介になります。
マネーフォワードのメディアで「企業分析インフルエンサー」として寄稿されています。
こちらの左側にある「ヤマトvs佐川」という記事で、ダイヤモンド社の記事の構成をほぼ転用されておりました。
テーマ設定が近いのは全く問題ないと思うのですが、次のページにいくと、ほぼ同様の説明がされています。トラックの絵を使う説明など似ているポイントが複数。
計算式で「1」を「2」にして説明するなど、発覚を恐れたか多少数字を変えているのも印象が悪いなと感じます。
次のページでもほぼ同様のグラフで説明し、結論の「Amazonから撤退したので利益率が上がった」というダイヤモンド社の分析内容と同じ結論の記事となっています。
これ個人のnoteとかならまだしも、恐らくマネーフォワードさんから依頼されての寄稿ではないのでしょうか?
マネーフォワードのMONEY PLUSはヤフーニュースにも配信されていて、ダイヤモンド社の記事転用と見なされるとマネフォ自体の価値が下がってしまう恐れがあるなと感じました。
本人は「参考に作って、数字はアップデートしているから問題ない」とお考えなのかもしれませんが、無意識に同構成の記事を寄稿してしまうというのは多少なりともリスクがあります。
また、企業分析インフルエンサーを自称される方がこのような盗用とも言われかねない稚拙な記事を寄稿している事自体が、ダイヤモンド社への敬意など微塵も感じられず、法的にはOKだとしても非常に無礼な行為であると感じます。こんな方法で記事が量産されてしまったら、出版社側としてはしんどいですよね。
22年11月7日現在、未だに当該社員のTwitter上では無断転載コンテンツが複数掲載されている状態となっております。タイミー社、NewsPicksの対応が注目されています。