Z世代アパレル「yutori」、ZOZO参画から2年。1.5億円の黒字化。ゆとりらしからぬアパレルの正攻法をしっかり展開。

8月頃にyutoriさんから決算公告が出ておりましたのでご紹介です。

当期純利益1.5億円…すごいですね。ZOZOグループへの参画は2020年。
株式は51%での子会社化で49%はまだyutori経営陣が持っているようです。

恐らく上場を目指されるのでしょうか。取得時の評価額は恐らく8.9億円

8.9億円の評価額で現状1.5億円の利益が出ているので、かなりのナイスディールではないでしょうか。
yutori経営陣もすごいですし、ZOZO投資担当者も素晴らしいですね…。

yutoriの展開するブランド・コングロマリット戦略。既に20ブランドを展開。

実はyutoriグループ、22年7月にA.Z.Rという会社を子会社化しております。
買収によりグループとして20ブランドの展開になったとのこと。

引用:PR TIMES

アパレルはブランドごとにターゲットを変え展開していくので、複数ブランドを展開するというのが実は正攻法だったりするんですよね。そのあたりご紹介致します。

しっかりとアパレル業界の正攻法を歩み、ゆとりを感じさせないスピード展開

アパレルといえば「オンワード樫山」や「パルグループ」などたくさんあると思いますが、少しサイトを見てみましょう。

オンワードさんはこのような感じ。50以上あるのでしょうか…。採算の取れないブランドは潰し、新たに創造するということをされています。

続いてパルグループさん。スリーコインズなども展開されていますが、主力はアパレルです。やはり複数展開されております。

このように、アパレルは非常にトレンドの変化が早く、ターゲットも細かく分かれるので、1つの訴求で1ターゲットに向けたブランドを複数展開するというのが一般的な正攻法となっています。

yutoriがゆとりらしからぬ、しっかりとブランドを複数ラインナップし育てていることに驚きました。

近いうちに上場はあるのではないでしょうか..今後もウォッチさせて頂きます。

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