PETOKOTO競合の「ココグルメ」、既に売上高20億円規模か。ポップアップ出店でWEB広告を上回るCPAを実現、CMで前年比3倍成長。

先日配信したPETOKOTOについて調べていたところ競合の「ココグルメ」を展開するバイオフィリアが急成長していることが判明しました。既に20億円規模になったと報じられています。

この成長の裏には「常識を疑うマーケティング」があったようなので紹介させて頂きます。要点としては、

  • オジサンを起用したTVCMで前年比3倍成長を達成
  • 通常赤字になりがちなポップアップ出店でWEB広告を上回るCPAを叩き出す
  • 会員の90%が50歳女性で年商14億円を突破

このあたりが目から鱗でした。記事末尾あたりにバイオフィリア社の純損失推移をPETOKOTOと比較しています。

バイオフィリアを展開する「ココグルメ」、23年9月期の売上高は既に20億円規模か。

バイオフィリアですが一部のメディアで売上高を開示しておりました。前期で20億円を突破している観測されているようです。ネット経済新聞社、推定と書かれてますが経営者からヒアリングされているようなので正しい売上高と考えても差し支えなさそうです。

ちなみに売上急増に寄与したとされているTVCMは下記クリエイティブ、こちらの配信で月次売上が3倍成長したとのことです。

さらにTVCM経由ユーザーの解約率も過去と変化がなかったとのことでユーザー数が積み上がっているそうです。

キャスティングの理由とか聴いてみたいですね。かなり驚きです…。

マーケティングの常識を疑うココグルメ。「ポップアップ出店で低CPAを実現」していた。

面白いのがココグルメ、色々とマーケティングを試されていて、その経過をnoteに無料公開されているんですよね。その中でも抜きん出て面白かったのが「ポップアップ出店」の話です。

ポップアップ出店というとブランディングやパブリシティを狙ったものが多く、それ自体ではROIがあわないというケースが多いんですね。ところがバイオフィリア、ポップアップ出店で見事にWEB広告を超えるCPAを記録していたとのこと。

本記事の要点としては下記のようなものでした。なぜここまで希少な内容を公開しているんでしょう…。

・展示会ブースの外注が高額だったので手作り出店でコストを下げて継続。
・試すだけだと購買に繋がらないので「少額」でも買ってもらう
・LINE@に誘導し、継続的にコミュニケーションを取る
・フォトブースでSNS拡散させる
・効果が高まったのでほぼ毎週ポップアップ出店

さらに、ココグルメ創業メンバーの矢作さんという方が何故か無料で「D2Cスタートアップの教科書」を公開されていました。これも、なぜ無料…。

こちらの青汁王子の記事など知らない情報も多かったので大変おもしろく読ませて頂きました。

それにしてもこの急成長だったらエクイティ要らなそうだなと思い、決算も調べてみました。純損失推移を見つけましたのでご紹介します。

バイオフィリア、赤字は増加傾向もPETOKOTOと比較すると控えめの赤字額で推移

バイオフィリアの決算から純損失額を書き出してみました。

直近3期分で売上と利益をPETOKOTOと比較しています。売上の増加と赤字額を比較しても軍配が上がるのはココグルメのバイオフィリアという印象ですね..。

開示決算データよりSuan編集部にて作成

ちなみに社員数もそこまで大差がないので、バイオフィリアに関しては売上が増えたから人を増やすというような経営スタイルでもなさそうです。商人的経営ですね、素晴らしいです。

この状況ならエクイティ要らなそうだなと思い、PLも拝見したところやはり融資でも調達して、事業を回しているようですね。

バイオフィリア決算情報より

スタートアップの経営においては「マーケティングの発明」が成長の鍵になるということは多いです。古くはミクシィの招待制SNS、airbnbの掲示板メール爆撃など、初期のスタートアップほどROIの高いマーケの発明が事業成長の鍵となります。

ココグルメが発明したのはポップアップ出店でした。そして…顧客属性を見ると異常に50代女性に偏っている事がわかります。この偏りは何らかの発明があったのでは…と想像が膨らみますね。

引用:PRTIMES

ココグルメを展開するバイオフィリア、そこまでメディア露出が多い企業ではありませんがしっかりと成長しているようでした。

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